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どんぐり笛づくりワークショップ

どんぐり笛づくりワークショップ

来年からcasa そらでは週一回程度、子どもから大人まで、ちょっと息抜きしにきてもらえる場としてみんながそれぞれの視点で楽しんでもらえるような内容のワークの日を作ろうと考えています。


それに先立って先週の日曜日に「どんぐりワークショップ」と銘打ってどんぐり笛を作るワークショップを開催しました。

朝、まずはcasa そらに集合。丸ちゃん先生から笛に使えるどんぐりの種類を説明してもらったり、小鳥の鳴き声でどんな種類の鳥さんが梢に止まっているのかを推測する方法なども教えてもらって。準備万端、どんぐりを見つけに近くの金ヶ崎自然公園まで移動。


道中、畑を通って、通称トトロ道を通って…とろとろと進みます。

さてしばらく歩いて公園にたどり着いた一行は、這いつくばって宝さがし。

かわいい小どんぐりやホソナガどんぐり、ゲジゲジに包まったコロッとどんぐり!←これが笛に使えるどんぐり「あべまき」です。

何となくどんぐりの帽子と思っている部分は実は「パンツなのよ〜」って丸ちゃんの衝撃発言を受けて、私たち「!」。

どんぐり探しが目的で地面を物色してると案外いろんなものを見つける訳で…
「なにこれー?おもちゃ?」と日向ちゃんが言うので見てみると、七色に輝くコガネムシ!「これ図鑑に載ってるやつだよー、すごーい!」「虫なん?気持ちわるい」「え、でも高く売れる?」「うん、高い高い」「…じゃあ、持って帰って…」笑。


などと言うやりとりをしている横で、葵ちゃんが「あ、なんか幼虫みつけた!」と丸ちゃん先生に報告。「あ、これいいの見つけた!どんぐりに住む面白い虫の話しあとで聴けるから持って帰ろう」と言うことになり、私の袋に。

その後も芽が出かかっているどんぐりや根っこが伸びたどんぐり、未成熟のかわいいどんぐりなど、いろいろ見つけては私の袋へ。
使えるどんぐりはみんなそれぞれの袋にいれて保管。


たくさんで騒いでいたせいか小鳥さんとの出会いは少なかったものの、さすが丸ちゃん先生、小さなキツツキ「コゲラ」さんを鳴き声だけで見つけて私たちに教えてくれる場面もあり、収穫いろいろ。

お昼ご飯休憩を取ったあと、もうひとかたどんぐりエキスパートのやかちゃん先生をお迎えし、午後の部スタート。

どんぐりに卵を産んで子育てするゾウムシのお話しの読み聞かせのあと、リアルなゾウムシ劇場で臨場感たっぷりに解説してくれた!と、さっきのアレ、葵&日向コンビが発見したあれ、小さな幼虫がじつはこのゾウムシのお子という…うまい具合に見つけてくれたもんだと感心しながら、リアルな体験ってほんと大切だとつくづく。

さて、どんぐりさんとかなりお近づきになれたところで、いよいよこの日のメインイベントどんぐり笛作りに取り掛かる。


丸ちゃん、やかちゃんがお尻に穴を開けてくれたどんぐりと金属製の耳かきをセットしてくれたので、それぞれ穴をほじって中に詰まった実をかき出す作業。

10分も経ったかなぁ、空気がシューシューする音が聞こえ出した。
速いなぁ〜。と、ピーピー、ピーピーあちらこちらで音がなり始め…
吹きながら音を聴いて、もう少しかき出したりして音を調整していくが、30分ほどでみんなだいたい笛になってきた。


ビーズでキラキラデコしたり、くるくるめだまつけたり、それぞれ好みで仕上げして最後に金具をつけてもらって首にかけれるように仕上げたら完成。

森を歩いて、おにぎりほおばって、工作もして…盛りだくさんの1日でしたが、楽しくてあっという間に時間が過ぎていきました。

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