ゴミコロリ 3/1
一昼夜降り続いた雨があがり、東の空に元気なお日さまが姿を見せてくれた。
さて、今日はどんなゴミコロリになるだろう…
ここのところ、casaそらの活動にのりのりで参加中ののぶくんがわたしの車で移動することになり、9時過ぎに姿を見せた。
あまり待たせるのもかわいそうなので、いつもより随分と早く、9時半頃に家を出発。
今回は東京から帰省中の姪っ子つきちゃんも合流してくれ、出発の時点ですでにピクニック気分もりもり。
と言うわけで、一番乗りで江井ヶ島海岸に到着。
みんながやってくるのを待ちながら、海の様子や浜辺の様子をチェックするが、やはりきれい。
うちうちでマジカルな力が働いてきれいになっちゃった!と噂の江井ヶ島海岸でのゴミコロリは今回を最後に一旦休止。次回の奇数月は浜は小さいけど、ゴミの埋蔵量が半端ない魚住の海岸に移動することになっている。
この浜から始まったcasaそらのゴミコロリ、ひとつの時代(!)の終わりを感じながらしみじみしたりして。
とか、なんとか感慨深い思いに浸っていると、緑ヶ丘ガールズを乗せた近藤ファミリーの青い車が到着。続いて高橋ファミリー、助手席で満面の笑みを浮かべながらお母さんに話しかける草太の様子にほっこり…
今回は、いつものメンバーに加え、竹村さん一家と松崎さんのはるちゃんとお父さん、お母さん、そしてまるちゃんも合流してくれたりして、賑やか!
そして久々、ゴミピンクも登場して(一瞬だったけど…)、お天気同様、春めき感たっぷり…心が小躍りする。
さて、子どもたちのポジショニングはと言うと、緑ヶ丘ガールズは安定の岩場攻め、つきちゃんもガールズエリアでコツコツと隙間をほじくっている…てか、すでにハマっている様子。
高橋母ちゃんとひなちゃんがふたりで岩と岩の間にあたまを突っ込んでいる必死すぎる姿がなんともほほえましい。
そしてわたしもガールズに混じって、隙間をのぞきこんで見ると難易度のたかそうなヤツラがいろいろ見える訳で。
トングの代わりにハシを使って最大限…もくもくと引っ張ったり石を動かしたり、こつこつハマり始める。おハシ…これはわたしの定番なんだけど、近藤パパは初めて気づいたようで
『ハシ⁈』
にやり…
『しらんかったん?便利やでー』
と、よくわからん自慢をしたりして。
しばらくして、ふと、
『高橋兄弟!あいつらどこだー!』
と、キョロキョロしてみると、遠く東の岩場のうえにグループの人影を見つけた。
ふー、あそこか…しんちゃんの動向も気になるので岩場をつたい、めぼしいゴミをコロリしながら移動してみると、近藤親子と高橋兄弟、しんちゃんにのぶくんと言うゴールデンメンバーが楽しそうにコロっているではないか。
早速、わたしが来たのを見つけたよーさまが近づいてきて、今日の収穫物(ゴミラ系)のプレゼンが始まった。
釣りのウキやよく見かける輪っかなど…みんながゴミラ系のゴミをあいちゃん用って集めてくれるのも、casaそらのゴミコロリの風物詩と化して来た感があり。
よーさまのプレゼンが終わり、下の方でごそごそ活発に活動しているだれかがいると感じて目線を落とすと、しんちゃんがなんかしら熱心に袋に入れているではないか…
しんちゃんがゴミをコロるなんて珍しい!と、見ていると『⁈』何かがオカシイ…
ゴミを入れている風に見えて、せっせこ入れているのは『石っ』じゃないかい⁈
『しんちゃん、石コロリしてんの?』
『へへへ…ええやろ…』
意味がわからん…
『しんちゃん、石は自然物やからゴミちゃうねんで…』
しんちゃん、にやにや…まだ入れている。
『あかんのか…』
『あかんで、重いし…』
するとしんちゃん、ふふふ…気づいたかって表情を浮かべながら(ってことは、知ってるよね⁇)、ちょっと嬉しそうに見えているところの石を取り出して、周りに置いていく。
一見石がなくなったように見えたので、ゴミ袋を持ち上げてみると
『!!重っ!』。
『めっちゃ入ってるやん!』
しんちゃん、にやにや…完全におちょくられてる。
袋を持ち上げ、中の重みを確認しながら、ひとつまたひとつと石を見つけてはコロリアウト。
しんちゃんいつもながら、まったく行動が読めなくて笑える。
そんなことをしている間に、今日のゴミコロアワーもタイムアップ。
いつもながらきれいになってるのかなんだか不明なところもありつつ、集合場所に戻ってお楽しみのティータイムの前に集合写真を、と思っていたら、んん?大きな流木を持ち上げようとしているヤカラが。
一体なにがあってそこにこの大きさの流木が落ちているのか、その謎についてみんな口々に意見を述べている間に草太が流木を持ち上げだしたので、竹村父さんがすかさずサポートに。
人間クレーンが丸太をグググ。
シャッターチャンス!とばかり、さあみんな集まって。
通常まとまりのないcasa そらズだけど、なんか反応がいいぞ。
みんな思い思いのポジショニングで決まったので、ぱちり。
あ、でもこれまとまりのないまとまりか。
いつもながら、すてきな時間でした。