ぴーかーん!
清々しい青空にわくわくしながら、きよっちゃんジージーの運転する軽トラに乗って江井ヶ島海岸へ。
今日のメンバーはさっちゃんと近藤家、緑ヶ丘ガールズ、瀧さん親子ときよっちゃんとわたし。
駐車場から光のなかを海岸に移動して、ゴミコロ準備をしているところに釣りのおっちゃんがわたしたちの輪を覗き込んできて、今日の収穫物を披露している。
当然ながらもの欲しそうに見ちゃうよね…と、釣りのおっちゃんが視線に耐えかねたのか
『魚いるか?』
『欲しーい!』
とふたつ返事でわたし。
横できよっちゃん、『煮付けたら旨いなぁ、あ、でも味噌汁にいれるのが好きや』…とか、親子で盛り上がりまくってるのを見て、みんなほのぼのした目で見てくれてたけど、すんません、うち親子でひとりじめしました…笑
と、いきなり、こんな感じだったのですが、気を取り直してゴミコロリ開始。
お天気いいし、暖かいしで、みんなそれぞれ、るんるんで海に向かって走り去っていった?
ん?海?
じゃなくて、浜辺じゃない?
平行移動…
まぁ深くは考えず…
それはそうと、実は先立ってのParis出張の際にゴミラとゴミセサリーをいくつか連れて行ってみたところ、あちらこちらで話題を呼び、なんだかんだで人気ものに。
やっぱり時代だね。
ゴミラ!来年の夏にはParisでワークショップしよう!って話しをして帰ってきたとみんなに伝えたら、ひまちゃんは『わたしもParis行く!』と。
『行こう、行こう!』
と言うわけで、ゴミラ素材となるプラゴミたちは別袋で回収することに。
ところが…
何というか、うそみたいにきれいなんだよね、浜が。
んんん?
それにしてもきれいすぎないか。
浜の砂を動かして、よく見るとあるんだけど、本当にちょっとしかないんだよ。
海の中を見てもきれいなんだよ。
岩場見ても、よく見ても、ゴミなんてほとんどないんだよ。
どうしちゃったんだ!
いや、いいことなんだけど、それにしてもゴミがない。
台風のせい?
いやいや、だったとしたら、違うものが流れ着くはず。
緑ヶ丘ガールズたちも口ぐちに『ゴミあんまりないでー』と。
ふう…これはもう、あれだね、子どもたちの美しいこころに反応して宇宙が働いてくれたとしか思えない…笑
というレベルのきれいな浜辺が目の前に広がっているのである。
あああ、子どもの頃からよく知っている江井ヶ島海岸が史上まれに見る美しさで、わたしたちを困惑させる…
いや、これが理想形…
そんなおとなたちの混乱をよそに、子どもたちは新しい遊びに勤しんでいる。
前々回の江井ヶ島ゴミコロで、あい&あおちゃんコンビが見つけた桃の種を浜に埋めてその周りを儀式的に彩った『桃の聖地』を作り、成長を見守る予定だった、が、今回来てみたら見つからず。
結構探し回ってみたけど見つからず。
仕方なく今回は梅の種を見つけて、『梅の聖地』を作っていた。
海から一番遠いところを狙って、大切に、大切に作っていた。
梅の神さま、どうかよろしくお願いします。
海辺があんまり気持ちいいから、ほおっておくとずっといちゃいそうな日。
いつになくみんなリラックスモードでゴミコロリを切り上げて、おやつの時間。
琵琶湖に浮かぶ沖島のえびせんが今回のおやつ。
お菓子の袋に書いてある沖島情報を読みながら、淡路島を見て、琵琶湖の土地がするっと抜けて淡路島になったとかどうとか、江井ヶ島の浜辺で琵琶湖を思う、という不思議な状況ににやり。
ほっこりのひととき。
こういうのがゴミコロリの醍醐味かもね。