ゴミコロ…11/1に行った、ゴミコロ。
このレポート書き始めたのは11/29…空白の28日が過ぎている。
10/25と11/8、2週間空けて2回のあそびキャンプは、ちょー楽しくて晴れやかなゴミのひとときとなりました。
そして、11月のゴミコロはその間の三連休の中日に開催となり、この日の参加者は12人と、いつもに比べると少なめ。
珍しく、よー様の姿が見当たらないから、どうしたの?とひなちゃんに聞くと
「先週はあそびキャンプでカンフー休んだやん、来週もあそびキャンプやから今日はさすがにカンフー行かなあかんやろってなってん…」とのこと。
高橋家は朝からめっちゃ荒れた模様ではあるが、なんとかとーちゃんがよー様をカンフーに連れて行ったとのこと。
この間から、よー様に「メェ〜コッコ(casaそらの前身の名称)の行事いっつも日曜日やん…困るねん」とクレームされていたので、ちょっとこころを悩ましていた事案ではあり…
イベントを土曜日に変えるか…とか、考えたりもしているが、そうなると中学生が来れないしなぁ〜と、ほんとに悩ましい。
未体験ゾーンの親っぽい悩み…
今回の参加者は、けいこちゃん、あおちゃん、ひなちゃん、ありさちゃん親子とほぼほぼ女子だけど、朝から大はりきりでアベノマスク着用ののぶくんにしんちゃん、えいちゃんがお友達と、さらに近藤さん家のおふたりとわたし。
そんな感じなので自ず本気モード。
まだまだいいゴミ、求めてまーす! とか言いながら、ちまちまゴミを拾っていると、ベテラン女子3人組が何やら興味深いゴミを次々と拾っては、褒めてもらおうと見せにきてくれる。
最近気づいたんだけど、子どもたちのモチベーションは、それがゴミであれ何であれ、見せてくれたものをちゃんと見て、聞かせてくれるお話しをちゃんと聞いて、いいと思う点を見つけて褒めることで育っていくのだと言うこと…
そう言えば、うちのおばあちゃんは何か持っていったりしても、起こった出来ごとを話ししてもいつもいつも恥ずかしくなるぐらい褒めてくれたなぁ〜。
おばあちゃんのは、いわゆる『褒めごろし』と言うやつだったけど、褒めごろしにされたあとはほんのりこころが温かくなり、全身が自信に満ちているような気がしたもの。
そんなあま〜い、褒めごろしばあちゃんに育てられた経験がこんなところで役に立つとは!ほんとに思いもよらないこと。
次々とお宝を見つけ、盛り上がりを見せる3人の後ろに目線をやると、そこにはありさちゃん親子が岩に張り付いて活動する様子が…
近くで観察してみるべし…
にやにやしながら近づいてみると…
ありさちゃんがわたしに気づき、かわいいもの用の袋からお弁当などのお飾りに使われていた、プラスチックの菊の花をみせてくれた。
いつもおしゃれなありさちゃん、この日はスパンコールきらきらのユニコーンがついたTシャツを着て、かわいい何かを集めているかと思いきや、何度かのゴミコロ参加の経験から、その真の愉しみは岩の間、小さな隙間にこそある、と、言うことに気づいてしまっていたようである。
地面に張り付くように、穴を覗き込んで、目ぼしいゴミを見つけると、トングで上手に挟んで引き上げてくる。 たったそれだけ、たったそれだけのことなんだけど。
わかる、わかるよ、たのしいよね…
背中が丸見えでもなんでもお構いなし、岩の隙間を覗きこんで目ぼしいものを見つけたら、息をひそめて実行。
知らず知らずのうちにポジションが少しずつ深くなっていく。
あふれんばかりの才能を感じる、ゴミラーがまたひとり…
この小さな天才ゴミラーをもってしても捉えきれないゴミにであってしまった時はどうするんだろう?とさらにしばらく観察を続けてみると…
「ママぁ〜!!!!」 おそるべし… ママが最強なのかもしれない。
そんなこんなで、ママの偉大さに感じ入りながら、その場を離れようとした、その時である…
「きゃぁああああああああ〜!」
「きもちわる〜い!」 と、黄色い悲鳴が響きわたる。
なぜ黄色?と、思ったが、その緊急を要する悲鳴に身体が即座に反応する。
そして駆けつけてみて納得。
岩の間からおもむろに引き上げられたのは…なんと… ブラジャー。
なぜブラジャーが?
洗濯物として干していたものが風に舞い…?
それとも、アレか? 海水浴に着たひとが帰る時に忘れていったとか…?
などと、みんな頭がになる逸物ではあるが、あまり考えてもろくでもな方向にしかいかないだろろうし…
きもちわる〜い!と雄叫びを上げ続けるありさちゃんをよそ目に、速やかにゴミ袋へ回収。
なにかといろんなものが、海には溢れているのだと、改めて実感する。
そんなこんながあり、今日も意義深い時間であったなぁ〜、などとゴミコロアワーを振り返りながら集合場所へ戻ると、またもやしんちゃんが!!!! カッコいいことになっているではないか。
なぜかしんちゃんはいつもすてきな何かをいつのまにか手にしている。
目が見えてるのか見えてないのかよくわからないところがあって、歩きにくそうにしているときにはわたしやひろちゃんが手を繋いで歩くことがけっこうある(そんな時にはしんちゃん、こっそりにやにやしてたりする…)。
ゴミコロの時は見えない何かをコロっている印象なんだけど、たいていいつも、最後にはすてきな何かを手に持ち、キメキメのポーズでわたしたちを出迎えてくれるのである。
ちなみにこの日は、るろうに剣心でキメ。
手に持っているのは、海に浮かべて目印にしている竹の棒に発砲スチロールを串刺しにしたみたいなやつで、それをもってポーズをとるしんちゃんの輝くような姿があまりにもカッコよく… なんだろうあのキメのうまさ。
そんなこんなで、今回もあふれる才能にわくわくする時間をすごして、無事、ゴミ資源にも恵まれ、次週のあそびキャンプに間に合いそう…と、ほっと肩の荷が降りたきがした。
みなさん、ご協力ありがとぉー!